田村ビルズグループでは、「人」についてどんな想いを持っているのか。
フィロソフィははどんな役割を担っているのか?いくつかの取り組みをご紹介します。
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採用コンセプトは「『どこで』働くかではなく、『誰と』働くか」。
価値観が合うかどうかをとても重視しています。
また、現代表の田村伊幸が社長に就任する前から採用活動に力を入れてきました。第一線で活躍している社員をどんどん採用活動に参加させたり、採用動画を制作したり、いちはやくオンライン選考に取り組んだり。
それも「誰と」を大切にしているからです。
現在、20代社員の半数以上は県外出身者です。
若手社員の多さや出身地域の多彩さは、長年の努力の結晶であり、グループの強さの源泉となっています。
フィロソフィの第一部のタイトルは「すばらしい人生を送るために」です。
社員一人ひとりがそうあって欲しい。私たちは心からそう考えています。
グループに入社した社員はもれなく、フィロソフィの勉強を定期的に行っていきます。社会人としての考え方、生き方をしっかりと持って欲しいからです。
また新卒入社の社員は、シェアハウスで一定期間共同生活をします。
そこで寝食をともにしながら、生活習慣やビジネスパーソンとしての基本を身につけていく。
またシェアハウスは、先輩や同僚と仕事を超えた人間関係や絆も育まれる場所になっています。
フィロソフィの第一部のタイトルは「すばらしい人生を送るために」です。
よりよく生きるために、よりいい仕事をするために、心を高めていく。人間性を磨いていく。しっかりとした判断基準を身につけ、実践していく。
そうした人材を育てていきたいというのが、私たちの思いです。
ですから、たとえば勉強会では、一方的に教えるのではなく、話し合う機会をたくさん設けています。
リーダーが集まる会議でも同様です。
うまくいったこと、行かなかったことについて、結果にフォーカスするのではなく「どう考えたのか?」「次はどうすればいいのか?」といった判断基準について話し合い、すり合わせすることを重視しています。
フィロソフィに「心をひとつにする」という項目があります。
そのために私たちは「コンパ」というオリジナル懇親会をよく開催しています。
単なる食事会や懇親会と違うのは、テーマが毎回設定されていること。そしてそれは生き方や働き方など、個々の価値観にまつわることが多いです。
業務時間中は仕事の話はしますが、仕事観や人生観の話をする余裕はない。
また、改まってそうした話をするのも気恥ずかしい。
そこで、食事しながら、お酒を飲みながらざっくばらんに「まじめな雑談」をする。
そうした機会を通じて、お互いの理解が深まり、価値観が共有されていく。心がひとつになっていく大きな要素となっています。