
「韓国の兵役時代、工場で働いていた経験があります。身体的にはきつかったですが、精神的に辛く感じたことはありませんでした。それは人間関係のおかげであると今なら言えます。その経験から人間関係を重視するようになり、『どこでではなく、誰と働くか』というスローガンに共感して、入社したいと思いました。大学3年生の後半から漠然と日本で働こうと考えており、自分の日本語力がどれくらい通用するか、日本人と同じ土台で戦えるか試したいという思いもありました。会社説明会では『社長に会ったほうがいい』と勧められ、田村さんと実際にお話しする機会を得ました。その会社の考え方に共感し、”この方についていきたい”と感じたことが決め手です。入社後も人間関係で困ったことはなく、互いに協力し合う雰囲気を実感しています。」
「社内行事の懇親会で境さんと席が隣になったことで、前職の話をしてくださったり、前向きになれるようなたくさんの言葉をいただきました。その言葉に元気をもらったので、指名していただけたことが本当にうれしかったです。お話しの仕方からも、自分を気にかけてくださっていることが伝わりました。」
「苦労したことは、言語や文化の違いです。日本特有の表現や地名を理解できないことがあり、分からないことはすぐに調べるようにしています。業務を通じて徐々に覚えましたが、初めは戸惑うことも多かったです。また、外国人である自分が人生の大きな買い物である、不動産購入を任されて大丈夫かと不安を感じることもありました。しかし、営業経験を積むなかで、自分の出生が強みにもなっていると気づきました。特に在日韓国人のお客様には共感していただけることもあり、今ではこの経験をプラスに捉えています。うれしかった出来事は、私の案内で購入を決めてくださったお客さまがいたことです。ある高齢女性の方が私の対応を気に入ってくださり、『宋さんから買いたい!』と言ってくださいました。誠実さや声のトーンなど、人柄を評価して選んでいただけたことがとてもうれしかったです。」
「相手の意見をしっかり聴くことを大切にしています。大学時代、多国籍の学生が集う学科で学んだ経験から、考え方が違うことを前提にコミュニケーションを取るようになりました。相手の意見を否定せずに、なぜそう考えるのかを理解しようと努めています。見た目や先入観で判断せず、相手を深く知ろうとする姿勢を忘れないようにしています。」
「同じ店舗で働く秋永さんや上田さんのように、高い成果を上げられる営業になりたいです。お二人は自信を持って仕事をされていて、その根拠もしっかりしています。私も成功体験を積み重ねて、自分に自信をつけたいです。また、相手の意見を尊重しつつ、自分の考えも伝えられるように意識を変えていきます。今年は宅建士の資格取得を目指しており、朝8時から勉強を続けていますが、さらに努力を重ねます!」
「【即時処理】です。新卒で知識も言語力も足りない自分にできることは、常に明るくいることと迅速な対応です。即時処理を心がけることでリスク回避にもなり、評価にもつながると実感しています。現在、デスクトップに『即時処理と報連相』という言葉を設定し、日々意識して取り組んでいます。」
「昨年は思うような成果が出せずご迷惑をかけてしまったと思いますが、そんな中でもみなさんのフォローやご指導のおかげで、あきらめずにここまでやってこられました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします!」
Epiloge
いかがでしたか?自分の語学力を活かせる環境で働くこと、誰にでもできることではないと思います。挑戦的でとても素敵です!次回は久留米エリアの社員にインタビューです🌟
田村ビルズグループ 広報
佃屋 七星 / Nanase Tsukuya
1999年生まれ下関市出身。大学では韓国語を専攻していました。田村ビルズグループの魅力を発信し、ファンになってもらえる情報をお届けしていきます♪