
就職活動中、現在のPayPayドームで開催されていた合同説明会に参加していました。すると田村ビルズの社員に、声をかけられて希望職種と異なっていたこともあり、勧誘を一度断りました。それでも、強い熱意に押し負けて話だけでも聞いてみようと思い説明を受けていたら環境リサイクル部門があることを知り、環境系の大学で学んでいたので、これまでの知識が活かせるかもしれないと、少しだけ心が動いたのを覚えています。とはいえ、山口県という地元ではない場所で働くことには、関心が持てませんでした。それでも選考を受けてみようと思えたのは、その時ブースにいた社員たちの雰囲気がとても良かったからです。そこからうちの採用コンセプトである「どこでではなく、誰と働くか」という会社のメッセージに強く惹かれ、ここでならきっと楽しく働けるだろうと直感しました。この直感は、入社して5年経った今も、間違っていないと思っています。
入社前はテーマパーク関係の仕事がしたいと思っていて、不動産事業は全く考えていませんでした。営業同行も環境事業部でしたし、内定者期間の課題も環境事業部の社員にコメントをもらうなど、当然入社後は環境事業部に配属されるものだと思っていました。土日休み希望だったので、土日も休めるだろうと漠然と考えていたんです。しかし、入社を目前に告げられたのは、「土日休みではなく、火水休み(現在は水木休み)」「配属は売買仲介事業部」という、想像とは真逆の事実でした。すべての想定がひっくり返され、どうなることかと不安でいっぱいだったのを思い出します。さらに、入社5日目にはコロナが流行し始めたときで、緊急事態宣言が出てしまい、そこから激動の日々が始まりました。
不動産事業の面白さを感じ始めたのは、1年目の12月頃。新築事業が始まったばかりの頃で、山口市内でも売建を進めることになり、会社としての初めての受注を自分が最初にいただいたことです。当時の上長が自分のことのように喜んでGood & New(社内で良いこと、新しいことを全社員に共有し称賛する文化)を作ってくれたり、多くの社員が温かい言葉をかけてくれたことが、何よりうれしかったです。この時、改めて「誰と働くか」の重要性を感じました。周りの先輩たちが面白く、厳しいことを言われても、ユーモアあふれる一面を知っていたからこそ、引きずらずに前を向けたのだと思います。社員の輪にスムーズに入っていけたことが、私にとって大きな喜びでした。
仕事で一番苦労したのは、1年目の1月から3月まで個人での売上がまったく出せなかったことです。同期が次々と契約を取っていく中、自分だけ前に進むこともできず、本当に苦しかったです。道筋が見えず、毎日もがいていました。そんな状況を変えてくれたのは、会議での細かな案件整理でした。お客さまの案内に行く前、終わった後、こまめに電話でチームに報告する。このプロセスを経て、仕事の流れを自分で組み立てられるようになったことで、つらい時期を乗り越えることができました。漠然とした不安がなくなり、少しずつ自信が持てるようになったんです。
そして、その努力が報われた瞬間が、今年最優秀アメーバ賞を店舗としていただいたこと、最優秀社員賞に平川店の店長である齊藤さんが選ばれたことです。入社以来ずっと平川店で頑張ってきたことが、ようやく報われたような気持ちになりました。伸び悩んできた時代を知っているからこそ、この受賞は格別なものでした。
好きなフィロソフィは【仕事を好きになる】です。この言葉、正直に言うと、苦しい時はすごく嫌いでした。どうしたら好きになれるのか、わからなかったからです。でも、創意工夫を重ねて苦しい時期を乗り越えていくことで、その先で本当に仕事が好きになれると、これまでの体験から強く実感できたからこそ今は胸を張って、このフィロソフィが好きだと言えます。
今後の目標は、将来家庭を持つことになった時、働きながら子育てをする、バリバリ仕事をするママになることです。ロールモデルとなる先輩社員を見ていると、仕事と家庭を両立させながら輝いている姿に憧れを抱きます。そのためにも、まずは今期の目標を必ず達成させたい。その達成の先に、必ず次のステップがあると信じ、日々仕事に取り組んでまいります!
Epiloge
いかがでしたか?私のあこがれる先輩の一人である秋本さん!インタビューを読んで、私もこんな社会人になりたい!と思ってくださる方も多いのではないでしょうか?✨️次回もお楽しみに★
田村ビルズグループ 広報
佃屋 七星 / Nanase Tsukuya
1999年生まれ下関市出身。大学では韓国語を専攻していました。田村ビルズグループの魅力を発信し、ファンになってもらえる情報をお届けしていきます♪