田村ビルズグループ
Yuta Okano/岡野 裕太
家族が集まって一家団欒が楽しめる場所としてのイメージが強いリビング。近年はライフスタイルの変化などから「リビ充」が注目を集めています。
そこで今回は、家族が各々で自由に過ごせる快適空間を作るためのリビ充のポイントをご紹介します。
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INDEX
リビ充とは充実したリビングの略称で、リビングにいながら家族がそれぞれ自由な時間を過ごせるリビング設計を意味します。
従来のリビングは家族団欒を一家揃って過ごし、それ以外の自由時間は各々に自室で過ごすのがスタンダードでした。しかしリビ充の場合は、間取り自体リビングを最大限にとれるよう工夫し、同じ空間にいても各自が好きな時間を過ごせるようになります。
リビ充にはいくつかのメリットがあります。
①家族の会話が増える
各自で別のことをしていても同じ空間にいるため、自然と家族との会話が増えるのが大きなメリットです。会話も自分が混ざりたいものを選んで参加できるのでストレスもかかりません。
②お互いに何をしているのかが分かる
バラバラな行動をしていても、同じ空間で過ごすことでお互いが何をしているかが一目でわかります。一緒にいるという安心感があり、家族の絆も深まるでしょう。
③電気代の節約に
個室で過ごす時間が長くなると、その分照明や冷暖房費用がかさみます。一方リビ充ならそれらの電気代が一部屋分で済むため、節約になりお得です。
リビ充を目指して「みんな今日からリビングで過ごしなさい」と言っても、家族はリビングに集まろうとはしないでしょう。
リビ充の最大のポイントは、リビングに行きたいと思えるような空間作りです。空間演出のポイントを押さえて、家族みんなが居心地よく自然とリビングに集まれるような部屋作りをしましょう。
①リビングは広く
住宅についてのアンケート調査によると、リビングは広いほうが家族が集まりやすいという結果がでています。可能ならリフォームやリノベーションによりリビングを広くするのが望ましいですが、難しい場合は不要な物を片付けて広く見せたり、家具の配置を変えたりするのもひとつの手です。
②リビングでペットを飼う
お世話が必要で愛くるしい姿を見せてくれるペットがいるところには、自然と人も集まります。寝床や餌場を設置するなど、ペットの生活拠点をリビングにすることもリビ充成功の秘訣です。
③ホームシアターなど娯楽のための設備を設ける
みんなで楽しめる娯楽アイテムを敢えてリビングに設置するのも、リビ充がうまくいくポイントです。共有スペースを大切にするために、スクリーンは収納できるタイプにするなど工夫しましょう。
④電源タップを用意
スマホの充電やパソコン、ゲームへの接続など、家族が集まるとその分多くの電源が必要になります。ストレスを溜めないためにも電源タップを用意し、公平にスペースを使えるようにしましょう。
⑤収納スペースを設ける
リビングに家族が集まるといっても、その分バッグや服などの私物を持ち込んでしまって部屋が乱雑になるのは避けたいですよね。スッキリと整頓されたリビングを保つなら、リビングクローゼットを設けるなど収納を工夫しましょう。
⑥カウンターを設ける
テレワークや学校の宿題など、リビングでちょっとした作業が行えるようカウンターを設けると便利です。新たに設置が難しい場合は、省スペースで使えるデスクを用意するのもいいですね。
リビングは一家団欒の場から、個々で自由な時を楽しめる大空間へと変化を遂げています。家族や時代のニーズに合わせ、LDKの概念にとらわれないリビ充は新しいリビングの形です。家族が自然と集まり、ゆったりとしたひとときを過ごせるリビング空間づくりを工夫してみましょう。
田村ビルズグループではお客様のご要望に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
LFB新築住宅ならびにユニバーサルホールをよろしくお願いいたします。
田村ビルズグループ 広報
岡野 裕太 Yuta Okano
福岡市出身。大学卒業後田村ビルズへの入社をきっかけに山口市へ。不動産売買仲介、空き家再生、新築戸建住宅事業、新築アパート事業を担当し、現在は広報活動にも注力。野球好き。妻と2人の娘と暮らす32歳です。