
山野井さんからの指名を受けて…いつ収集の依頼をお願いしても、「頑張ります!」と力強く返してくれて、一緒に最善の方法を考えてくれるので本当に助かっています。指名もありがとうございます!
前職の退職を決めたタイミングで、河村さんから一本の電話がありました。ちょうど節目の時期でもあり、「よかったら一度話をしないか」と声をかけていただいたんです。本社に呼ばれて簡単な性格診断と面接、その後田村さんとの面談もありました。話し込んで気がつけば1時間以上が経っていて、「いつから来られる?」と即座に言われたのを覚えています。そのまま入社手続きへ。そこからもう10年になりますが、楽しく働かせてもらっています。これまで設備業や施工管理など、いくつかの会社を経験してきましたが、10年続いた会社はありません。今の環境が続いている理由は、一緒に働く人たちの考え方。待遇よりも、日々の現場で「この人たちのために頑張りたい」と思えるかどうか。私が大事にしているのは、経営陣の考え方や働く環境そのものです。
苦労したことで「これが一番」というのはありません。再販の現場では、工事の全体を取り仕切る必要があり、すべての業者さんに金額・日数・仕様に納得してもらわなければなりません。ひとつでも現場が遅れれば、その調整だけでも本当に大変です。
やはり、建物が完成した瞬間は何度経験してもうれしいですね。無事故無災害で、想像通りの品質で仕上がったとき、「協力業者さんのおかげだな」と心から思います。私はこの仕事が好きで施工管理をやっています。何もなかった場所に建物をつくる、あるいは古いものを解体して新しくつくる――その両方に携わってきましたが、難しいのは後者です。図面も仕様もない中、自分で現場に行き、判断しながら形にしていく。決断を後回しにすると現場が止まってしまうため、即座に決断が求められます。解体してから初めて見える部分も多く、想定外が当たり前。月に10件以上の物件を同時並行動かしていた時期もありました。自分の判断で現場を動かし、無から有を生み出す――それが感動につながります。何よりうれしいのは、「あなたにお願いしてよかった」とお客さまから直接言っていただけたときです。住宅以外の現場(高層の施設など)はまた制限や要件がまったく異なり、難しさも倍増しますが、やはり完成したときの達成感は格別です。
【人として何が正しいかで判断する】というフィロソフィが好きです。毎日、大小問わずたくさんの判断をしています。ただ良いモノを作ればいいわけではなく、職人さんや住む人のことを考えて「何が正しいか」を現場ごとに見極めていくことが大切です。意識していないと、忙しさに流されてこのフィロソフィが頭から消えてしまいます。私は「なんとかなるよ」などの曖昧な言葉が好きではありません。本当に“なんとかしよう”という意志があるなら、そんな軽い言葉は出ないはずだからです。自分が社長だったらどう判断するか?その視点で一度考え、自分なりに答えを出す――それが現場で答えを待つ人への誠意だと思っています。夜、自宅で「本当にあの判断は正しかったのか?」と不安になることもあります。だからこそ、朝は早く現場に入ります。損得ではなく、「人としてどうあるべきか」を常に意識して判断したいと思っています。
まずは、65歳まで自分の力でできることをしっかりやり遂げたいと思います。それともう1つ――年齢を重ねてきた今だからこそ、困っている人、高齢の方の手助けになるようなことがしたい。感謝されたいからではなく、「誰かの役に立てること」に、自分の時間を使っていきたいと思っています。
Epiloge
いかがでしたか?事務所に入るときは、嫌なことがあって暗い気持ちだったとしても明るくいるように心がけているそうです。見習いたいと思いました。次は防府にお伺いします✨️
田村ビルズグループ 広報
佃屋 七星 / Nanase Tsukuya
1999年生まれ下関市出身。大学では韓国語を専攻していました。田村ビルズグループの魅力を発信し、ファンになってもらえる情報をお届けしていきます♪