リサイクルされるプラスチック。

Riko Shigefuji/重藤 理子


多くの人がペットボトルやビニール袋など、日々プラスチックを利用しながら生活をしていることと思います。利便性が大きいプラスチックですが、その分地球環境への問題などが指摘されています。タムラエンバイロでは、プラスチックのリサイクルに努め、地球環境への影響を抑制する取り組みを行っています。今回はタムラエンバイロが取り組むプラスチックのリサイクルについてお話します。



廃プラスチック類は、廃棄物処理法の他に、容器包装リサイクル法や資源有効利用促進法などの法律によってリサイクルが推進されています。また、さまざまな方法で再資源化しやすい、あるいは安定的に排出されるといった理由から、その多くが再生加工製品として生まれ変わり活用されています。



タムラエンバイロでは、サーマルリサイクルを行っています。廃棄物を焼却したときの熱エネルギーを再利用するリサイクル手法です。サーマルリサイクルのポイントは、①新たな化石燃料を使わないため、CO2排出量を抑えられる②完全に分別しきれない廃棄物を有効活用できる点です。地球環境に優しいリサイクル手法です。



サーマルリサイクル事業についてはすでに長い実績を有しています。一度に大量の廃プラスチックが発生する場合でも、対応が可能です。


タムラエンバイロの中間処理施設


実際に、タムラエンバイロが保有する中間処理施設をご紹介します。2022年9月に新しくしたばかりの「廃プラスチック破砕機」。畳やブルーシートなど、いままで破砕できず埋立処理をしていたものまで破砕可能になりました。リサイクル率がなんと10%もアップ。


破砕された廃プラスチックは、「圧縮梱包機」によりキューブ状になって出てきます。こちらも破砕機同様2022年9月に新しくしました。キューブ状になったものを、いままで手作業でラッピングしていましたが、下の写真のように自動でラッピングしてくれるようになりました。このキューブ状のものが石炭等の代替燃料として利用されます。



Epilogue


いかがでしたでしょうか。今回はタムラエンバイロのプラスチック処理についてお話しました。2022年9月に破砕機・圧縮梱包機ともに更新し、処理能力がパワーアップ。月にどれくらいプラスチックを出荷しているのか、こちらは改めてご紹介させていただきますね。


作者プロフィール

田村ビルズグループ 広報
重藤 理子 Riko Shigefuji
山口県宇部市生まれ。生まれも育ちも山口県で、音楽と地元への愛が強いです。地元の音楽フェスには学生の時から毎年参戦。2019年に新卒で田村ビルズに入社し、現在は広報として地元+九州へ田村ビルズグループ内の出来事を日々発信中。

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