投資やっちょる?企業型確定拠出年金DCを知ろう!

企業型確定拠出年金(企業型DC)※以下DCって聞いたことありますか?名前は難しそうに聞こえるかもしれませんが、簡単にまとめると「会社が積み立ててくれたお金を、自分でどこに投資するか決める」という仕組みで、運用の成績によって、将来得られるお金が変わるというシンプルなものなんです。

Yuta Okano / 岡野 裕太

企業型年金DCの仕組

DCでは、会社が毎月一定額を積み立てていきます。 そのお金を、自分で選んだ投資先で運用することで、将来の退職金や年金の額が決まります。お金が増えますが、逆に失敗すると元本(毎月投資してきた合計金額)を割るリスクもあるのがポイントです。

選ぶ投資先は、株式、債券、不動産などいろいろ。リスクが低いものから高いものまで様々な選択肢があります。自分のリスク許容度に応じて、どれに投資するかを決めるのが企業型年金DCの特徴です。ちなみにリスク許容度は運営会社のホームページなどから簡単なアンケートに答えることで知れますよ!私は6段階中「2」でした(「1」が許容度が一番低い)つまりビビりな性格なのかな?自分ではそんなことないとは思っていますが(笑)

DCのリターンは…しばらくお待ちください!

DCの魅力の一つは、しばらくの間、その運用益を受け取れないこと。例えば、普通に投資する場合、運用で得した利益に対して自分の好きなタイミングでその額を確定して現金に換えられることがほとんどですが、DCはあくまで「年金」なので定年まで受け取ることは原則できません。しかし、そこがリスク対策にもなるのです!長い年月をかけて毎月一定額を投資しつづけることでリスクは極端に低くなっていきます(詳しくは「ドル・コスト平均法」で検索!)そしてDCの特徴として、通常の投資信託などは税金がかかりますが、DCはその税金がかかりません!そのため、通常の投資よりもお得に資産を増やせるんです!

海外REIT一択?その戦略的な理由

さて、ここからは私の個人的なお話。私は「海外REIT一択」で運用しています。 REIT(不動産投資利益)は、不動産を投資の対象とするもので、特に海外のREITは成長市場にアクセスできるという点で魅力的です。さらには為替も注目する必要があります。(今は、ドルが強い、ユーロが強いなどですね)投資する先の国は先進国がいいのか、どうなのか。その判断をするためには世界全体の経済情勢を勉強しなければいけない。そして結局はアメリカの動きに左右されることが多いのでアメリカの経済動向にも注目したり、大統領選のニュースにも目がいきがちに…これってとても難しく感じませんか?勉強しろと言われても私のような人間は、拒否反応を起こしてしまいます。でも驚くことに自分自身の資産形成のためで、楽しみながら資産を構築していけると思えば意外と抵抗なく勉強できたんです!海外REITや海外株式などは長期的な利益だけでなく、同時にそのようなリテラシー向上にも繋がると考えています!(もちろん国内の株式なども同様ですけどね!)

勉強にもなって、投資の効果も期待できるので、リスクを抑えつつリターンを狙う戦略として私は海外REIT一択もアリかなと思っています。

終わりに

企業型DCは、自分で運用先を選ぶ自由がある一方、自己責任でリスク管理が必要です。もちろん、リスクのない元本保証型の預貯金という選択肢もありますが、長期分散投資の効果を考慮することも重要です。分散投資とは、複数の異なる資産に資金を分けて投資することでリスクを軽減し、長期的な成長を目指す手法です。市場の変動に左右されにくく、時間をかけてリターンを積み重ねることが可能です。

あなた自身のリスク許容度や将来のライフプランをしっかり見据えて、賢く資産を運用しましょう!

作者プロフィール

田村ビルズグループ 広報
岡野 裕太 Yuta Okano
福岡市出身。大学卒業後田村ビルズへの入社をきっかけに山口市へ。不動産売買仲介、空き家再生、新築戸建住宅事業、新築アパート事業を担当し、現在は広報活動にも注力。野球好き。妻と2人の娘と暮らす33歳です。

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